寝屋川北部地下河川 城北立坑築造工事

施工状況

2022年7月進捗状況

現在7ロット躯体構築中です。写真は躯体内部状況ですが、黒と白の線が1本ずつ通っているのが分かりますか?これは「止水材」と呼ばれるものです。ケーソンに限らず、コンクリートは打継面が他に比べると脆弱になることが多いため、止水性が求められる構造物には止水材を入れます。立坑完成後、地下水が染み込んでこないよう、躯体内部の打継面には2種類の止水材を入れています。共にコンクリート(アルカリ性)に反応して膨張する性質を持ち、コンクリートを打設すると打継面の小さな空隙を充填してくれる役割を果たします。

記事公開日:2022年10月26日